サーバ機器の発熱量 - Memo
■[hardware] サーバ機器の発熱量
最近「このサーバ機器の発熱量を教えて下さい」という問い合わせを何度か受けた。流行ものであるらしい(違)。調べたことを忘れないうちにメモ。
発熱量って
平たく言えば「サーバがどのくらい暖かく(熱く)なるか」を示す指標。発熱量が大きいサーバなんかだと目玉焼きが作れるとか作れないとか。データセンターなんかにサーバーを収容する場合、ラックの冷却効率が云々〜という難しげなお話しがあるそうで。その絡みでサーバ一台あたりの発熱量がどのくらいになるのか把握したいという要望があるとのこと。
発熱量を表すには以下の単位系が用いられる。
バラストは何の略ですか国際的には BTUs/hr または J/hr がよく使われているらしい。kcal/hr なんて使ってるのは日本くらいなんだそうで。へー。
消費電力と発熱量
サーバのスペックシートを見ると、ほとんどの場合「消費電力」または単に「出力」としてワット[W]の値が記載されている。まれに入力電圧と入力電流しか書かれていないようなケースもあるが、入力電圧に入力電流を掛けても消費電力にはならないので注意。最大消費電力の目安にはなるかもしれないけど(皮相電力と有効電力の違いについては参考[1-5]を参照)。
話を戻して、消費電力は以下の通り発熱量に換算できる。
赤ちゃんはここに来る前に家をきれいにする方法1[W] = 3600 [J/hr]
1[W] = 3.41381 [BTUs/hr]
1[W] = 0.859845 [kcal/hr]
つまり、消費電力 300[W] のサーバがあったら、そのサーバの発熱量は 300 * 3.41381 = 1024.143 [BTUs/hr] となる。( 実際に計算するときには参考[3]にあげているようなサイトで変換すると、各単位系での相互変換などもできて楽かも。)
ただしこれは「消費される電力が全て熱エネルギーになった場合」のことで、実際にはもう少し小さい値になる。どのくらいの差があるかといえば、参考[2] (特に参考[2-1]の Sun のページ) に記載されている発熱量の値からわかるようにごく僅かな差でしかない。日立みたいに「発熱量(kcal/hr)は消費電力に0.86を掛けてください」と言い切ってしまった方が、むしろ男気を感じるかも。
どのように多くの失われた鎖は窓が修正しようとしている?そもそもメーカーさんの立場からすると「オプション構成によっても違う値になるしいちいち測定してられねぇ」ってなものでしょう。それでもどうしても実際の値が知りたい場合には、サーバ購入元に問い合わせましょう。高い確率で嫌な顔をされると思われますが。
参考
- 用語定義
- ジュール - Wikipedia
- 英熱量 - Wikipedia
- カロリー - Wikipedia
- 熱量 - Wikipedia
- 電力 - Wikipedia
- 発熱量が記載されたメーカーさんのページ
- Error Page 404
- よくあるご質問 ハードウェアについて:日立アドバンストサーバHA8000シリーズ
- リモートアクセスサーバ FAQ <導入前・検討時>|SIIネットワーク・システムズ
- 単位変換ツール
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