まりあの記憶: 2011年2月
2月27日(日)
好きな人と一緒の時間は好きですか?
自由な時間みつけたら、今すぐ飛んでいきたいですか?
好きな人にこんな事言われたらどうしよう。
-土日は時間がないから・・・
-僕じゃない人を探してみて・・・
-会っているのに時計をみるの・・・
-会っているのに、貴方には帰る家がある・・・
目覚めは5時。
好きな人の夢をみていた。
不安だらけで目が覚めた。
つけっぱなしの電球が汗ばんだ心を照らしてた。
独り寝、いつまで?
今日は日曜日。
よい天気だな、東京マラソン。
いつも私は待っている。
同じこの空間で、同じこの部屋で、いつも、いつも。
歩けないから当然だけど。
普通の恋人みたいに、どっかで待ち合わせなんぞをしてみたい。
おしゃれして。
今日のスケジュール。
KPちゃんがカチャカチャと鍵を開けてやってきた。
わたしはお出かけの準備。
「東京マラソンだから、銀座は無理かも」
「そうだね、うん、行かない」
すぐに決定、行かない理由。
洗濯をして頂いた。
干して頂いた。
私のやり方とずいぶん違う。
生き方の違いと、考え方の違いがでているようで。
洗濯ものから、論争になっちゃう。
歩けない、料理できない、洗濯できない、買い物できない。
できないことばっかり。
もう、飽きちゃった、できないことばっかり。
もう、飽きちゃった、待つこと生活。
死んでしまいたい。鉛の身体なんて、もう、いらない!
怒っちゃった、また。
やつあたり。
いい子でいようって決めたのに。
軽率だな。
夕食は十番商店街の「串焼きがんちゃん」
わたし、焼酎2杯。
KPちゃん、ビールと日本酒。
二人で酔い顔、酔い頭。
貴方には帰る家がある。
ペッタンコ座りのわたしを置いて、KPちゃんはカチャカチャと鍵を閉めた。
「まだ行っちゃダメ」という私の声、かき消して。
あれっ?
トイレが水浸しになっている。
掃除ができない、きれいにできない。
でも、なんとかしなくっちゃ。
なんとか・・・
ペーパータオルに、雑巾も、掃除スプレーも。
グラグラ身体で、用意して、トイレにペッタンコ座り。
動かぬ脚に、動かぬ胴体。
汗をかいて、鉛の身体は掃除に励む。
1時間経過。
あ〜やっとキレイキレイ・・・ひとり満足。
さて、どうやって、立とうか。
ズリズリズリ。
手で身体を漕ぐ、足は老木のようにクネクネと曲がり這う。
ベッドにたどり着いた。
上体をのせて、壁を蹴り、さなぎから出る芋虫みたいに、這い上がる。息たえだえ、苦しい。休まねば。
側にKPちゃんがいたなら、、5分でも。
惨めな気持ちは遠くになるのに。
でも、貴方には帰る家がある。
夢が正夢。
動かぬ身体は夢と現実を混沌とさせる。
やつあたりごめんね。
関係ないのに。
明日はいい日でありますように。
貴方にも、私にも。
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